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八方ふさがりの局面、あなたならどうする?

10 18, 2013 | Tag,八方ふさがり,前門の虎,後門の狼

前門の虎後門の狼」という古いことわざにみる


一つの災いを逃れても別の災いに遭うこと


二者択一以外にも選べる道がある

前門の虎後門の狼」という古いことわざがあります。
これは、一つの災いを逃れても別の災いに遭うことを意味しています。

ひとつの災いから逃れるならまだしも、泣きっ面にハチ状態で次の災いがふりかかったとき、あなたならどうしますか?

目の前にトラがいて後ろにオオカミがいる場面に遭遇するなど、実際にはあり得ないことかもしれませんが、想像力の豊かな方なら何かしらの場面が思い浮かぶかもしれませんね。

映画のワンシーンであれば、場面は崖っぷちというのがイメージしやすいでしょうか。 
しかも両サイドが断崖絶壁ともなれば、逃げ場もなす術もない、まさに窮地に立たされた八方ふさがり
ハリウッド映画であれば、バンジージャンプさながら頭から飛び込んで真っ逆さに崖下に落ちるか、崖から片足をはずし、もう片足も宙に浮かせ笑顔でその場から消えるというお決まりシーンがつきものです。

目が覚めるとそれが夢だったり九死に一生を得ているなんていう、インディジョーンズやダイハードの主演を気どり、運を天に任せてみるのもいいかもしれませんが、その先は台本通りにいく補償がないのが悲しいところ・・・。


DSC_4657.jpg


ロジカルな思考よりもハートに従う

さて、目の前にトラがいて後ろにオオカミがいる場面はあまりに強引な設定ですが、仮にこのような窮地に立たされた場合は、ロジカルに思考を巡らす余裕などないのが普通です。

相手が猛獣とあっては、会話で折り合いをつけるなど端から無理なのですから、ここで理屈は通りません。
となると、私たちは自分のこころに問うてみるしかないのです。

「どうしたいのか」


緊張すればするほど呼吸は浅く、視野が狭くなり周囲の状況が読めなくなるものです。どうしたいのかもわからないほどパニックになったのなら、 深呼吸や背伸びをしてみたり、軽く跳びはねるだけでハートが目を覚まします。ここはひとまず深く息を吸って吐いて呼吸を整えましょう。

ハートが目覚めた途端、もしかしたらトラやオオカミを前に

『襲わないでくれ~!生きていたいんだよ~!!!』

と、つい大声で泣き叫んでしまうことだってあるかもしれません。
その大声に驚いて猛獣たちが逃げていくことだって考えられなくはないのです。

または、深呼吸をする瞬間に上を見上げたら、たまたま銃を持ったハンターが歩いていることだってあり得るのです。
(そんなことしてる間に喰われてしまうという意見も否定はできませんが・・・(笑;)
予測できないことは、何も悪いことばかりとは限らないのです。


AZ_sky_sunset01.jpg



Aを選んでもBを選んでも後悔するときがある

ありえない例え話で遠回りをしてしまいましたが、人生には、苦渋の決断を迫られてイエスかノーか決めねばならない状況や、分かれ道の分岐点でどちらかを選択しなければならないことがあります。

Aを選んでもBを選んでも、決断した道とは別の方を選ぶべきだったのではないかと思うことが案外あるものです。

「あのときあっちを選んでいればもっといい人生だったかもしれない。」

というように、現状に満足していないほどタラレバ思考(~していれば・~だったら)に陥りがちです。

どうすればもっとよくなるかという思考を働かせることは大事なことですが、もっと大事なのは、選択する時点で『あたま』で考えて答えをさがすのではなく、こころに素直に従ってみることではないでしょうか。

「こっちを選べばこうなって、そうすればこうなる」よりも、
「こっちが好きだから、こうしたいから」
という理由を優先したほうが、たとえ後悔が残ってもこころの傷が浅くて済みます。

「もっと深く考えて選ぶべきだった」と、思慮が浅いことにより後悔が残る場合もありますが、人生の重大な決断であればあるほど、「そうしたい」と思う感覚や勘を大切にしこころを自由にしてみることにより、思考も柔軟になり「こうしたい」「こうしなければならない」というこころの葛藤に折り合いがつくようになるのです。



naxos sunset cliffs



荷物を手放さないと前に進めないことがある

こころの声も聞こえてこなくなったときは、しがみついているものや両手に抱えたものを一旦手放す勇気も必要です。こだわりや執着、そして固定観念などを手放すか否かで見える世界が違ってくることもあるのです。

まさに「前門の虎後門の狼」を味わったことのある私は、文字通り八方ふさがりの時期がありました。
けれど、「目の前の八方はふさがっていても、天辺は空いているかもしれない」と、ふと三次元でとらえられたら、自分の意思ではどうにもならない不可抗力なものに、抗うということ自体ムダな抵抗なのではないかと思えるようになりました。

そこで『委ねる』という選択肢もあるのだと思うことができたとき、うねっていたこころの波の中で抗って溺れそうだったものが、波に委ねて身を任せているうちに、いつの間にか穏やかな別の海流に乗ることができたことを実感したのでした。

窮地に立たされたときこそ、暗闇の八方ふさがりの中にいるときこそ、「抗わないでみる・委ねてみること」
そして、苦しみから逃れるための出口を自分でふさいでしまっていることに気づくようになったら、きっとかすかに射しこむ光が見えてくるはずです。




公式ブログ管理人:小野真由美
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